P { word-spacing : 0.1em; } /*P要素の単語間隔はフォントサイズの0.1倍*/ EM { word-spacing : 0.5em; } /*EM要素の単語間隔はフォントサイズの0.5倍:強調*/
長さ指定により、単語と単語の間隔を調整可能です。 指定する値は、単語間隔の追加分で、負の値も指定可能ですが、実装上限界があります。 このプロパティに関する仕様はブラウザ側で決定可能で、「text-align」の影響も受けます。
日本語において、このプロパティの解釈は難しく、サポートされることは無いと考えられます。
CSS1コア:ブラウザは如何なる「word-spacing」も「normal」として良いとされています。
P { letter-spacing : 0.1em; } /*P要素の文字間隔はフォントサイズの0.1倍*/ EM { letter-spacing : 0.5em; } /*EM要素の文字間隔はフォントサイズの0.5倍:強調*/
長さ指定により、文字と文字の間隔を調整可能です。 指定する値は、単語間隔の追加分で、負の値も指定可能ですが、実装上限界があります。 このプロパティに関する仕様はブラウザ側で決定可能で、「text-align」の影響も受けます。
CSS1コア:ブラウザは如何なる「letter-spacing」も「normal」として良いとされています。
EM { text-decoration : underline; } /*EM要素に下線の装飾*/ A { text-decoration : none; } /*A要素に下線も何も付けない*/
指定した要素に付加する装飾を指定します。 継承はありませんが、親要素の影響を受け、子要素までその装飾を受けます。 また、子要素の色が異なっていても親要素の色を継承します。
内容のない要素、例えば<EM></EM>などであれば、その装飾を施すことはありません。
(だからといって、HTML4.0ではA要素やP要素の空要素は推奨されていません)
ブラウザは必ずしも「blink」をサポートしているとは限りませんが、認識はしているようです。 (某ブラウザの影響か?)
SPAN { vertical-align : sub; } /*下付き文字*/
インライン要素のみに指定可能で、親要素に対する相対位置を指定する場合もあります。 このプロパティにより、上下位置の調整が可能です。
割合指定した場合、その要素の行間(line-height)に対する割合分だけベースラインを上げます。 負の指定をした場合は逆に下に下げます。 ベースラインを持たない要素(例えば画像など)の上下位置の関係を緻密に設定することも可能です。
P { text-transform : none; } /*継承値を無効にし、記述通りに表示*/
要素内の文字を大文字や小文字に変更します。 ただし、日本語ではこの機能は全く意味が無く(少なくともアルファベットは問題ないが)、ブラウザもこの機能を必ずしも持っているとは限りません。
CSS1コア:ブラウザは場合によっては、「text-transform」を無視(「none」として扱って)良いとされています。
DIV { text-align : center; } /*DIV要素を中央揃えにする*/
ブラウザの表示部分(キャンバス)に対するものではなく、指定した要素の表示部分に対する文字揃えの指定を行います。 「justify」を指定した場合も同様で、要素の表示部分に対する均等割付を行います。
CSS1コア:書字方向により「justify」を「left」「right」とみなしても良いとされています。
P { text-indent : 1.5em; } /*フォントサイズの1.5倍だけ字下げ(インデント)*/
ブロックレベル要素のみに適用可能で、その要素の先頭の1行目の字下げ(インデント)を指定します。 BR要素などで強制的に改行したような場合は無視されますので、注意が必要です。
負の数値も指定可能ですが、これはブラウザの仕様に左右されます。
これまでのHTMLでは、行頭にスペースを強制的に入れてインデントを実現してきましたが、CSSではそのインデント量も含めて設定できるようになりました。
BODY { line-height : 1.3em; } /*文書全体の行間をフォントサイズの1.3倍*/
行間(上下に隣接する行のベースラインの幅)を指定します。 継承時はその割合指定や相対値を継承するのではなく、その計算結果 (例えばサイズ12ptに対して1.5emと指定すると、1.5emではなく、18pt)が継承されます。 ですので、途中でフォントサイズが変わっても行間は変わらない (例えば、途中の要素でサイズ20ptに変更すると行間は18ptが継承され、行間がサイズより小さくなり重なって見える)ので注意が必要です。
ただし、継承性について一部例外があります。 「<length>」で相対値指定(em)した場合は上記の計算結果の継承を行いますが、 「<number>」の場合のみ異なります。 この場合、計算結果ではなく、その倍率そのものを継承するので、子要素の行間も子要素のフォントサイズによって変化します。 これらは微妙な使い分けが必要です。
如何なる場合も負の値は使用できません。