段落を示すブロックレベル要素です。 段落の固まりごとに当要素を構成します。 ALIGN属性を指定して、左詰め、中央寄せ、右詰めなどを指定することが可能です。(HTML4.0では非推奨な属性)
表示上は、ブロック(要素)ごとに改行され、新たに行を変え表示します。 有名な一般的PCブラウザでは、改行後、更に1行空行を挿入しますが、i-modeでは改行のみです。
BR要素で改行することに慣れ、しかも文書構造を考えない方にはあまり使用頻度が高くないであろうP要素ですが、 i-modeに至っては改行が1回のみで、空行ができないためそれなりに使う局面も増えてくることでしょう。 基本的にBODY要素に直接テキストを書き出すことは間違いで、その時にP要素やDIV要素などで対応します。
ALIGN属性はHTML4.0では非推奨な属性ですが、i-modeではどのように扱えばいいのでしょうか。 持論ですが、基本的に使わない方が良いと考えます。これは、小さな画面で右寄せをどれだけ必要とするのか、 センタリングがどれ程効果があるのか疑問に思うからで、この他CENTER要素も同様です。 本来であれば、これらの処理はCSSを使うべきなのです。しかし、残念ながらそれでなくとも小さなメモリと小さなCPUですので、仕方が無い面もあるのでしょう。 将来の高性能化を期待しながら、必要悪と受け止め、最小限の使用範囲にしたいものです。
<html> <head> <title>TEST PAGE</title> </head> <body> <p> P要素は段落を示すもの。 </p><p> 終了タグは省略可能だが、できれば書きたいもの。 </p> </body> </html>