引用を示すブロックレベル要素です。自分以外の人の言葉や資料などからそのままの記述を行う場合は引用に属します。 引用部分は引用であることを明記する事が大事です。その上で更に文書構造的にも明記しようとした考えが、当要素に該当します。
この要素内には、更にブロックレベル要素を包含できます。 逆にインライン要素は持つことができないので、正確には文字を直接書くことは許されません。
当要素に関する有名な話として、表示上のインデントの(左部分にマージンをとる)ために当要素を使用する悪しき習慣があります。 本来は引用を示すもので、決して引用のためではないことは皆さんの知るところだと思います。 i-modeに関してもインデントされ表示されるので、この悪しき習慣が心配なところです。 賢明な皆さんでしたら、当然引用として使うでしょうから問題ないことでしょう。
あまり意識されないこととして、当要素内にはブロックレベル要素しか持つことができないことがあります。 つまり、いきなり文字を記述したりすることは間違いの元で、本来であればDIV要素なりを一度入れ、その中に文字の記述をするべきです。
<html> <head> <title>TEST PAGE</title> </head> <body> <blockquote> <div> BLOCKQUOTE要素を「段落の字下げ」のために用いることは奨められない </div> </blockquote> <p>W3Cより</P> </body> </html>