要素内の文字を点滅表示させます。 この要素は、正式なHTMLではありません。従って、DTDも存在しませんので、正式な使い方は明示されていません。
i-mode専用HTML2.0から導入された要素で、それ以前の機種、非対応機種では無視され通常の文字が表示されます。
使用上から推測すると、インライン要素です。 つまり、文中の適当な部分を点滅表示させることが可能です。 しかし、非対応機種では点滅表示はされず、通常の文字が表示されます。
その昔、NetscapeNavigatorが導入した、混沌の時代に作られた拡張されたHTMLもどきの要素です。 InternetExplorerでは完全に無視され、通常の文字として表示されます。 このような状況下にあった当要素をi-modeでは敢えて採用してきたようです。 利用価値はさておき、HTMLの文書構造化の見地から考えれば、使うべきものではありません。 これに似た立場の要素として、MARQUEE要素があります。
一部機種では、電池残量が減少したときに点滅表示されるようです。 画面全体が点滅しないように注意しなければ、この警告と間違える可能性がありますので注意が必要です。
<html> <head> <title>TEST PAGE</title> </head> <body> <div> 文字を点滅させることができる要素 <blink>BLINK要素</blink> です。 </div> </body> </html>