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逆引きHTMLリファレンス

0. ワンポイント

0-11. 要素とタグの違い・・・

要素」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

HTML仕様書を少しでもかじった方、或いは詳細な本を読んだ方、などはお知りの方もいらっしゃるとは思いますが、案外知らない人が多いと思います。 「要素」を知らずとも、「タグ」は知っているという方は多くいるかと思います。さて、この両者、何が違うのでしょうか?

ここで段落の「<P>〜</P>」を例に挙げて説明します。

タグ(Tag)
<P>や</P>そのものを指します。 HTML文法上では、これらはそれぞれ「開始タグ」「終了タグ」と呼ばれています。 しかし、これだけでは、何の意味も持ちません。
要素(Element)
<P>〜</P>全てを指します。 「〜」の部分、通常は文章やイメージなどが含まれます。 これら全てを要素といいます。 文書定義型の1つであるHTMLはこの要素単位で文法を把握し、ブラウザはこれを表示します。

解りにくいでしょうが、HTMLは「要素」が重要であり、「タグ」は記号にすぎません。 また、属性(Attribute)も要素を構成する1つです。

ちなみに「エンプティタグ」とは正確には「エンプティ要素」のことを指しています。 直訳すると「空要素」で、「要素がない」ことを意味しており、例えば、<BR>要素の様に「終了タグ」が存在しない要素のことをいい、 この開始タグの後に続く文章はこの要素には属せず、単独のタグとして存在します。 つまり、タグの後ろが空であることから、空要素と呼ばれています。

上記の内容とは異なりますが、W3Cにおいても同様のことが言われており、正しい呼び方(要素)を使うように奨められています。 皆さんも、正しいHTMLを使いましょうね!(等と言っておきながら、自分もよく間違えている・・・)

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