「要素」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
HTML仕様書を少しでもかじった方、或いは詳細な本を読んだ方、などはお知りの方もいらっしゃるとは思いますが、案外知らない人が多いと思います。 「要素」を知らずとも、「タグ」は知っているという方は多くいるかと思います。さて、この両者、何が違うのでしょうか?
ここで段落の「<P>〜</P>」を例に挙げて説明します。
解りにくいでしょうが、HTMLは「要素」が重要であり、「タグ」は記号にすぎません。 また、属性(Attribute)も要素を構成する1つです。
ちなみに「エンプティタグ」とは正確には「エンプティ要素」のことを指しています。 直訳すると「空要素」で、「要素がない」ことを意味しており、例えば、<BR>要素の様に「終了タグ」が存在しない要素のことをいい、 この開始タグの後に続く文章はこの要素には属せず、単独のタグとして存在します。 つまり、タグの後ろが空であることから、空要素と呼ばれています。
上記の内容とは異なりますが、W3Cにおいても同様のことが言われており、正しい呼び方(要素)を使うように奨められています。 皆さんも、正しいHTMLを使いましょうね!(等と言っておきながら、自分もよく間違えている・・・)