有名な視覚系ブラウザは、皆さんもご存知のInternetExplorerとNetscapeNavigatorがあります。 哀しいかなこの両巨頭は細部に渡って仕様が異なるのです。 当然といえばそれまでですが、この仕様の違いにこれまでどれだけの人が無駄とも言える時間を費やしてきたのでしょうか。 考えるだけでも馬鹿らしくなってきます。
その仕様の違いの1つに「表示サイズの違い」があります。 非常に面倒な話になることがあります。 それはピクセル単位でサイズ調整を行った場合、少しでもサイズが狂うと全体のレイアウトが同時に崩れてしまうからです。 特に緻密な設計をしたサイトほどこの憂えき目に合います。
「緻密な見栄え設計を行うためにHTMLは存在しない」という声が聞こえてきそうですが、実状は綺麗事も言ってられません。 そこで、各種ブラウザの表示領域について調べてみたのです。 以下、ある解像度における各種ブラウザの表示サイズの調査結果を示します。
調査内容の前提条件についてです。
一つのサンプル画像を用意し、その大きさを変えずにIMG要素のWidth,Height属性の調整で調査実施。 画像がはみ出ることでスクロールバーに変化が現れるが、これも元にその表示領域のサイズを判断した。調査内容については、以下の5種類を実施。