スクリーンサイズ

機能

スクリーン（ディスプレイ）の幅や高さを取得します。 実際のスクリーンの大きさと使用可能な大きさを取得可能です。 使用可能な大きさは例えばWindowsなどを想定すると、画面下に存在するタスクバーなどの大きさを除いたものになります。 取得した大きさの単位はピクセルになります。

スクリーンの大きさは使用する環境によって大きく異なります。 それを無視してピクセル単位のレイアウト調整を行ってもうまくいかない場合が多数あります。 こんな時、スクリーンの大きさを取得して、それに合わせたレイアウト調整や、DHTMLを設計することは非常に有効です。

書式

screen.width

スクリーンの幅

screen.height

スクリーンの高さ

screen.availWidth

使用可能なスクリーンの幅

screen.availHeight

使用可能なスクリーンの高さ

JavaScriptバージョン

JavaScript1.2

対応ブラウザ

IE4,NN4以上

使用例

利用方法

関数に引数（widthかheight）を渡して、戻り値を使用する形をとります。

必要な関数（後述の「GetScreenSize」「GetScreenRealSize」）をスクリプト内に埋め込みます。 スクリーンの横幅をscrXという変数に代入したいとき「scrX = GetScreenSize("width");」とします。 詳細は「Function」を参照して下さい。

Function

スクリーンの大きさ取得

関数名

GetScreenSize(type)

戻り値

整数（ピクセル数）。ただし、引数が異なる場合は「-1」を返す。

引数

「width」「height」の何れかを指定。「width」であれば幅を、「height」であれば高さを返す。

ソース

//スクリーンサイズ取得
function GetScreenSize(type){
	switch(type){
		case "width":
			return(screen.width);
		break;
		case "height":
			return(screen.height);
		break;
		default:
			return(-1);
		break;
	}
}

使用例

scrX = GetScreenSize("width");
scrY = GetScreenSize("height");

スクリーンの大きさ取得

関数名

GetScreenRealSize(type)

戻り値

整数（ピクセル数）。ただし、引数が異なる場合は「-1」を返す。

引数

「width」「height」の何れかを指定。「width」であれば幅を、「height」であれば高さを返す。

ソース

//使用可能なスクリーンサイズ取得
function GetScreenRealSize(type){
	switch(type){
		case "width":
			return(screen.availWidth);
		break;
		case "height":
			return(screen.availHeight);
		break;
		default:
			return(-1);
		break;
	}
}

使用例

scrXr = GetScreenRealSize("width");
scrYr = GetScreenRealSize("height");